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<東京都>にある「高等専修学校」「サポート校」「通信制高校」の特徴/不登校の状況と中高の卒業後の進路/通信制高校在籍者数など

<東京都>にある「高等専修学校」「サポート校」「通信制高校」の特徴/不登校の状況と中高の卒業後の進路/通信制高校在籍者数など
東京都には、高等専修学校16校以上とサポート校87校以上、公立の定時制高校が41校、公立の通信制高校が3校以上、私立の通信制高校(キャンパス・集中スクーリング会場のある通信制高校を含む)が非常に多くあります。私立の広域通信制高校が9校以上(所轄)あります。
<東京都にある通信制高校・サポート校・高等専修学校の特徴>
学校の数と規模
東京都には、通信制高校を運営する大手による通学スタイルのある通信制高校、全日制の高校の一部として運営されているサポート校、地域で単体の学校として運営している高校、小中学校のフリースクールから続いているサポート校など、1学年数名という超少人数、1学年10名程度などの小規模校、学校全体で数百名という学校まで幅広くあります。東京都内だけで、通信制高校を活用した通学型のコースのあるキャンパス・校舎は少なくとも87校以上。また東京都内には16校以上の高等専修学校があり、全国的に見ても非常に多い数字です。全国の中でも、それぞれの生徒の様々な状況、興味、目的により、本人に合う学校を見つけやすいエリアということができます。
学習内容
学校により、小中学校の学びなおしや基礎学力の習得に重点を置いている学校から、最新の大学入試事情を踏まえた入試対策が可能な学校まで、それぞれの生徒の学習の理解度やその後の目的に合わせて学校を選べる状況になっており、高等専修学校では、調理関連、PC関連、ビジネス関連、自動車関連・ファッション関連・デザイン関連・ダンスなどの内容を専門的に学ぶことができます。また東京都内の一部のサポート校でも、動物・ペット関連、音楽・芸能関連、保育・福祉、アニメ・デザイン、ジュエリー宝飾、美容、モデル・芸能関連など専門の内容を学べるプログラムが用意されています。
卒業後の進路
学校により比重は異なりますが、大学への進学、短大・専門学校への進学が可能。大学への推薦入試が可能、内部進学が可能という学校もあります。また、科目の学習に限らず、キャリアガイダンス、インターンシップ、企業との連携、業界企業との協力なども含め、就職に向けてのサポートが充実している学校も多くあります。障害者雇用枠での就労や卒業後に直接の就職ではなく、職業訓練校などを通じてその先の就職をサポートするなど、福祉的なサポートをしている学校も複数あります。気になる学校を見つけたら、すぐにでも「個別相談」に申し込み、直接、担当の先生に話を聞いてみましょう。
サポート
通信制高校のメリットを活かし通学日数が選べることは元より、発達障害へのサポート、不登校経験者へのサポートなど学校生活や心理面でのサポートを用意している学校も多く、学校生活を充実させやすい環境が整っている学校が多数ありますので、興味を持った学校は、必ず「学校訪問」をして実際に通っている生徒さんたちの様子を自分たちの目で確かめましょう。
<東京都にある>通信制高校サポート校・高等専修学校
※下記の一覧をご覧ください
通信制高校サポート校一覧:https://shinro.happiness-kosodate.jp/area3/#tokyo
高等専修学校一覧(都道府県ごとに掲載):https://shinro.happiness-kosodate.jp/kotosensyu/#tokyo


<東京都にある通信制高校>
大原学園高等学校/東海大学付属望星高等学校/NHK学園高等学校/立志舎高等学校 ほか
(キャンパス・集中スクーリング会場のある通信制高校を含む)
(飛鳥未来きずな高校/あずさ第一高校/NHK学園高校/N高校・S高校/鹿島学園高校/クラーク記念国際高等学校/さくら国際高校/駿台甲府高校/ 星槎国際高校/第一学院高校/中央高等学院/日本ウエルネス高校/屋久島おおぞら高校/わせがく高校 ほか)
<東京都の中学・高校の卒業後の進路>
東京都の中学生の総数は、公立中学校と私立中学校を合わせて約31万人。公立中学校の在籍者が全体の約80%、私立中学校の在籍者が全体の約20%。このうち卒業者の高校等への進学率は、令和4年度に98.40%と、前年度から0.13ポイント減少。
全日制高校への進学率は87.55%、定時制は3.58%、通信制は6.15%です。通信制高校への進学が定時制高校の約2倍という数字になっています。
東京都には私立中学が180校以上あり、全国で1位。多くの私立中学が高校を併設しており、そのまま進学する生徒が多いことも特徴です。
東京都には、公立高校が180校以上、私立高校が230校以上、国立の高校が6校あります。東京都の大学進学率は72.8%であり、全国の60.8%を大幅に上回っています。また東京都には、専門学校なども多くあり進学の選択肢が広いことも特徴です。
<東京都の不登校の状況>
東京都内の公立小中学校における令和5年度の不登校児童生徒数は、小学校で13,275人、中学校で18,451人、合計で31,726人となり、過去最多。
東京都の教育委員会は、不登校の生徒数が多い学校などに対して、学校からの申請に基づき、不登校加配教員を配置し、不登校の未然防止、早期対応などの取組みも実施している。また、不登校経験のある生徒を受け入れる高等学校 ・チャレンジスクール(昼夜間定時制、単位制、総合学科)を5校設置 (六本木高校、大江戸高校、世田谷泉高校、稔ヶ丘高校、桐ヶ丘高校、立川緑高校)などの設置も進めている。
<東京都の通信制高校在籍者数>
東京都の通信制高校の在籍者数は、公立3校で約1700人、私立8校で約9900人となり、全体で約11,600人の生徒が在籍し、全体の約6.3%(2024年度)。通信制高校を活用した通学型のコースのあるキャンパスなどが少なくとも87校以上あり、公立の約5.8倍の生徒が私立の通信制高校に通っています。
<東京都にある通信制高等学校>
*データは左から、学校名/所轄庁名/設置年度/収容定員
※()内は、通信教育を行う区域=都道府県数
学校名 | 所轄庁名 | 設置年度 | 収容定員 |
---|---|---|---|
東海大学付属望星高等学校 | 東京都 | 昭和34年 | 2,000名(12) |
NHK学園高等学校 | 東京都 | 昭和37年 | 20,000名(47) |
科学技術学園高等学校 | 東京都 | 昭和39年 | 13,000名(47) |
北豊島高等学校 | 東京都 | 平成4年 | 2,400名(5) |
国士舘高等学校 | 東京都 | 平成11年 | 900名(47) |
立志舎高等学校 | 東京都 | 平成11年 | 1,800名(5) |
目黒日本大学高等学校 | 東京都 | 平成12年 | 1,470名(8) |
聖パウロ学園高等学校 | 東京都 | 平成11年 | 720名(30) |
大原学園高等学校 | 東京都 | 平成11年 | 720名(8) |
<東京都にある>公立の通信制高校
*データは左から、学校名/住所/連絡先(リストは市区町村・五十音順)
<足立区>
東京都立江北高等学校/
〒120-0011 足立区中央本町1丁目3-9/
東京都立小台橋高等学校【チャレンジスクール】
〒120-8528 足立区小台2丁目1-31/
<荒川区>
東京都立荒川工業高等学校/
〒116-0003 荒川区南千住6丁目42-1/
<板橋区>
東京都立北豊島工業高等学校/
〒174-0062 板橋区富士見町28-1/
東京都立大山高等学校/
〒173-0037 板橋区小茂根5丁目18-1/
東京都立板橋有徳高等学校/
〒175-0083 板橋区徳丸2丁目17-1/
<江戸川区>
東京都立江戸川高等学校/
〒132-0031 江戸川区松島2丁目38-1/
東京都立葛西南高等学校/
〒134-8555 江戸川区南葛西1丁目11-1/
<大田区>
東京都立六郷工科高等学校/
〒144-8506 大田区東六郷2丁目18-2/
東京都立大森高等学校/
〒144-0051 大田区西蒲田2丁目2-1/
東京都立雪谷高等学校/
〒146-0085 大田区久が原1丁目14-1/
<葛飾区>
東京都立農産高等学校/
〒124-0002 葛飾区西亀有1丁目28-1/
東京都立南葛飾高等学校/
〒124-0012 葛飾区立石6丁目4-1/
東京都立葛飾商業高等学校/
〒125-0051 葛飾区新宿3丁目14-1/
東京都立本所工業高等学校 /
〒125-0035 葛飾区南水元4丁目21-1/
<北区>
東京都立桐ケ丘高等学校【チャレンジスクール】
〒115-0052 北区赤羽北3丁目5-22/
東京都立飛鳥高等学校/
〒114-8561 北区王子6丁目8-8/
<江東区>
東京都立第三商業高等学校/
〒135-0044 江東区越中島3丁目3-1/
東京都立墨田工業高等学校/
〒135-0004 江東区森下5丁目1-7/
東京都立大江戸高等学校【チャレンジスクール】
〒135-0015 江東区千石3丁目2-11/
<品川区>
東京都立小山台高等学校/
〒142-0062 品川区小山3丁目3-32/
東京都立大崎高等学校/
〒142-0042 品川区豊町2丁目1-7/
<新宿区>
東京都立新宿山吹高等学校/
〒162-8612 新宿区山吹町81/
<杉並区>
東京都立農芸高等学校/
〒167-0035 杉並区今川3丁目25-1/
東京都立荻窪高等学校/
〒167-0051 杉並区荻窪5丁目7-20/
<墨田区>
東京都立橘高等学校/
〒131-0043 墨田区立花4丁目29-7/
<世田谷区>
東京都立松原高等学校/
〒156-0045 世田谷区桜上水4丁目3-5/
東京都立園芸高等学校/
〒158-8566 世田谷区深沢5丁目38-1/
東京都立総合工科高等学校/
〒157-0066 世田谷区成城9丁目25-1/
東京都立世田谷泉高等学校【チャレンジスクール】
〒157-0061 世田谷区北烏山9丁目22-1/
東京都立桜町高等学校/
〒158-0097 世田谷区用賀2丁目4-1/
<台東区>
東京都立蔵前工業高等学校/
〒111-0051 台東区蔵前1丁目3-57/
東京都立浅草高等学校/
〒111-0024 台東区今戸1丁目8-13/
<千代田区>
東京都立一橋高等学校/
〒101-0031 千代田区東神田1丁目12-13/
<豊島区>
東京都立豊島高等学校/
〒171-0044 豊島区千早4丁目9-21/
<中野区>
東京都立中野工業高等学校/
〒165-0027 中野区野方3丁目5-5/
東京都立稔ヶ丘高等学校【チャレンジスクール】
〒165-0031 中野区上鷺宮5丁目11-1/
<文京区>
東京都立工芸高等学校/
〒113-0033 文京区本郷1丁目3-9/
<港区>
東京都立六本木高等学校【チャレンジスクール】
〒106-0032 港区六本木6丁目16-36/
<あきる野市>
東京都立五日市高等学校/
〒190-0164 あきる野市五日市894/
<大島町>
東京都立大島高等学校/
〒100-0101 大島町元町八重の水127/
<青梅市>
東京都立青梅総合高等学校/
〒198-0041 青梅市勝沼1丁目60-1/
<国立市>
東京都立第五商業高等学校/
〒186-0004 国立市中3丁目4-1/
<小金井市>
東京都立小金井工業高等学校/
〒184-8581 小金井市本町6丁目8-9/
<立川市>
東京都立立川高等学校/
〒190-0022 立川市錦町2丁目13-5/
東京都立砂川高等学校/
〒190-8583 立川市泉町935-4/
<調布市>
東京都立神代高等学校/
〒182-0003 調布市若葉町1丁目46-1/
<八王子市>
東京都立八王子拓真高等学校【チャレンジスクール枠あり】
〒193-0931 八王子市台町3丁目25-1/
<八丈町>
東京都立八丈高等学校/
〒100-1401 八丈島八丈町大賀郷3020/
<東久留米市>
東京都立東久留米総合高等学校/
〒203-0052 東久留米市幸町5丁目8-46/
<府中市>
東京都立農業高等学校/
〒183-0056 府中市寿町1丁目10-2/
<福生市>
東京都立福生高等学校/
〒197-0005 福生市北田園2丁目11-3/
<町田市>
東京都立町田高等学校/
〒194-0021 町田市中町4丁目25-3/
<瑞穂市>
東京都立瑞穂農芸高等学校/
〒190-1211 西多摩郡瑞穂町石畑2027/
<東京都にある>公立の通信制高校
*データは左から、学校名/住所/連絡先(リストは市区町村・五十音順)
<千代田区>
東京都立一橋高等学校 通信制課程(普通科)
〒101-0031 千代田区東神田1丁目12-13/
<新宿区>
東京都立新宿山吹高等学校 通信制課程(普通科)
〒162-8612 新宿区山吹町81/
<立川市>
東京都立砂川高等学校 通信制課程(普通科)
〒190-8583 立川市泉町935-4/
<東京都にある>公立のチャレンジスクール・エンカレッジスクール
*データは左から、学校名/住所/連絡先(リストは市区町村・五十音順)
・チャレンジスクールとは?
チャレンジスクールとは、主に小・中学校での不登校の経験や高校での中途退学の経験により、これまで能力や適性を十分に生かしきれなかった生徒が、自分の目標を見つけ、それに向かってチャレンジする高校。昼夜間の定時制・総合学科・単位制の高校で、自分のライフスタイルや学習ペースに合わせて各時間帯(午前・午後・夜間の三部)を選び入学できます。
東京都立のチャレンジスクールは、六本木高校、大江戸高校、世田谷泉高校、稔ヶ丘高校、桐ヶ丘高校、小台橋高校と拓真高校(チャレンジ枠)に加え、2025年4月、多摩地区初のチャレンジスクールとして開設された立川緑高校の8校。
<チャレンジスクール一覧>
学校名/都立六本木高等学校 https://www.metro.ed.jp/roppongi-he/
所在地/東京都港区六本木6-16-36
特徴/基礎的・基本的な学力の定着を図る。100以上ある設置科目は3つの系列(芸術・カルチャー系、生活・ウェルネス系、情報・サイエンス系)など非常に豊富。午前・午後・夜間の三部制、1日4時間の授業で4年間かけての卒業が基本。制服はないが標準服の用意はあり。
学校名/都立大江戸高等学校 https://www.metro.ed.jp/oedo-he/
所在地/東京都江東区千石3-2-11
特徴/単位制・三部制・総合学科の特色を生かしたチャレンジスクール。チャレンジ指定科目とLHRや年次行事の中で、体験的な学習を実施、社会性を身に付けるとともにキャリア教育を推進。制服あり、男女ともにグレーのブレザースタイル。
学校名/都立世田谷泉高等学校 https://www.metro.ed.jp/setagayaizumi-he/
所在地/東京都世田谷区北烏山9-22-1
特徴/三部制・単位制・総合学科の特徴を活かし、数多くの選択科目が開講されており、自分の興味・関心に応じて受講が可能。ボランティア活動、資格・検定合格など学校外の活動での単位取得も一部可能。スクールカウンセラーの週5日配置などのサポート体制もある。
学校名/都立稔ヶ丘高等学校 https://www.metro.ed.jp/minorigaoka-he/
所在地/東京都中野区上鷺宮5‐11‐1
特徴/三部制・単位制・総合学科。朝・昼・夕から登校時間を選べ、3年卒業・4年卒業も選べます。1クラス23人以下の少人数制で英・数はさらに少人数の習熟度別授業が受けられる。人間関係におけるストレスにうまく対処していく方法を認知行動療法の理念に基づいて学べる「コーピング」の授業は、早稲田大学人間科学学術院の研究室との共同開発による稔ヶ丘高校独自のプログラム。制服あり。
学校名/都立桐ヶ丘高等学校 https://www.metro.ed.jp/kirigaoka-he/
所在地/東京都北区赤羽北3-5-22
特徴/三部制・単位制・総合学科の特徴を活かし、学びたい科目を、「自分」の進路に合わせて「自分」のペースで計画的に学べます。「福祉・教養」「情報・ビジネス」「アート・デザイン」という三つの系列による専門科目もあり、実習のための設備も充実。社会に出て役に立つ技術や資格を身に付けられる。
学校名/都立小台橋高等学校 https://www.metro.ed.jp/odaibashi-he/
所在地/東京都足立区小台2-1-31
特徴/ラーニングコモンズ(居場所)、オープン型の職員室などのほか、3年次・4年次の課題研究をサポートするのが「ゼミ教育」も特徴的。HRクラスや部活動とは別の集合体である「ゼミ」では、自分と志が同じで興味関心が似ている他者と交わりながら学びを深めていく。制服はジャケットのみ指定で、その他は自由。
学校名/都立拓真高等学校(チャレンジ枠) https://www.metro.ed.jp/hachiojitakushin-he/
所在地/東京都八王子市台町3-25-1
特徴/全日制の一部にチャレンジ枠が設けられている。自由選択科目は、3つの系列「生活・文化系列」「アート・デザイン系列」「人文・自然系列」と「教養科目」。「学び直し」「部活動」、コミュニケーション面も重視。地元企業や職業能力開発センターでのインターンシップを実施し「地元就職」を重点にしたプログラムも実施。
学校名/都立立川緑高等学校 https://www.metro.ed.jp/tachikawamidori-he/
所在地/東京都立川市錦町6-3-1
特徴/三部制・単位制・総合学科の生徒の個性・居場所・自立を大事にする学校。4年間での卒業が基本となり、学びを支える様々な仕組みを活用し自分のペースで学ぶことができる。キャリア教育「社会につながる学び」を通じ、社会の一員として自立へのサポートを重視している。制服はなし。
<チャレンジスクールのまとめ>
進路をえらぶ際、都立のチャレンジスクール全体の平均入試倍率は1.25倍程度であることを踏まえる必要があります。多くの学校で倍率は1.3~1.5倍程度という状況があり、希望者の全員が都立チャレンジスクールに入学できるわけはないため、チャレンジスクールを第一志望とする場合でも、「併願確約」を出してくれる学校、第一志望不合格時に入学を認めてくれる高校を見つけておくことは重要です。「安心して第一志望を受験するため」にも、多くの生徒が通信制サポート校を滑り止めとしているようです。
通信制高校サポート校一覧(東京都) https://shinro.happiness-kosodate.jp/area3/#tokyo

・エンカレッジスクールとは?
エンカレッジスクールとは、小・中学校で十分能力を発揮できなかった生徒のやる気を育て、頑張りを励まし、応援しながら、勉強や学校行事・部活動などを通して学校生活を充実させる全日制の高校です。少人数制・習熟度別での授業や時間を短めに設定した30分授業なども取り入れています。また、キャリアガイダンスなどを通じ「職業観の育成」に力を入れていることも特徴です。
東京都立のエンカレッジスクールは、蒲田高等学校、中野工科高等学校、練馬工科高等学校、足立東高等学校、東村山高等学校、秋留台高等学校の6校。
<エンカレッジスクール一覧>
学校名/都立蒲田高等学校 https://www.metro.ed.jp/kamata-h/
所在地/東京都大田区蒲田本町1-1-30
特徴/普通科のスキルアップ推進校、学力向上研究校。「進路指導最重点主義」を掲げ、全生徒が希望進路を実現できるように指導しています。1年生時は2人担任制なども導入、ユースソーシャルワーカーやスクールソーシャルワーカーの配置など、安心して学校生活を送れるサポート体制も整えている。
学校名/都立中野工科高等学校 https://www.metro.ed.jp/nakanokoka-h/
所在地/東京都中野区野方3-5-5
特徴/工業科の学力向上研究校。「人間力」と「技術力」を身につけていく。2学年に進級する時点で、自分の成績や希望に合わせ、機械類型、食品加工類型、工業化学類型を選択。様々な資格取得の講座も設置、インターンシップを通じ実社会での体験も重ね、就職へと向かう。
学校名/都立練馬工科高等学校 https://www.metro.ed.jp/nerimakoka-h/
所在地/東京都練馬区早宮2-9-18
特徴/工業科の学力向上研究校、海外学校間交流推進校。「職業人」の育成を目指している学校。1年生時は2人担任制、2年生時は担任・副担任の2人制。基礎学力の定着を図りつつ、民間企業との連携、専門学校との連携を含む体系的なキャリア教育が実施されている。
学校名/都立足立東高等学校 https://www.metro.ed.jp/adachihigashi-h/
所在地/東京都足立区大谷田2-3-5
特徴/普通科のスキルアップ推進校、学力向上研究校、海外学校間交流推進校。1・2学年では1クラス33人を2人の担任制、家庭との連携も重視。体験学習も豊富、民間事業者を活用した「グローバルスキル」「デジタルスキル」「コミュニケーションスキル」の3つの無料講座も実施、社会的実践力を身につけていける。
学校名/都立東村山高等学校 https://www.metro.ed.jp/higashimurayama-h/
所在地/東京都東村山市恩多町4-26-1
特徴/普通科のスキルアップ推進校、学力向上研究校。1学年では2人の担任制。30分授業を取り入れながら、中学校の学び直しから学べる。全学年、朝学習や習熟度別授業や少人数授業を行い、大学受験を希望する生徒に対しては、特別進学クラスにて希望の進学先へのサポートを行う「進学応援型エンカレッジスクール」。
学校名/都立秋留台高等学校 https://www.metro.ed.jp/akirudai-h/
所在地/東京都あきる野市平沢153-4
特徴/普通科のスキルアップ推進校。少人数制授業で学びなおしを応援している。学校行事が多く、部活動は26種類あり、自分に合った部活を選びやすい。1年次から3年次まで段階的な進路指導を実施し、それぞれの進路を丁寧にサポート、進路決定率は例年95%以上と非常に高い。
<エンカレッジスクールのまとめ>
進路をえらぶ際、都立のエンカレッジスクールを第一志望にする場合、その年の応募倍率をよくチェックする必要があります。ここ5年程度の倍率を見ても、各学校の倍率が、それぞれの年度により、やや大きく変動しています。エンカレッジスクールを第一志望とする場合でも、その年の応募倍率が1.0倍を超えそうであるならば、第一志望不合格時に入学を認めてくれる高校を見つけておくことは重要で、通信制サポート校が候補として挙げられます。
通信制高校サポート校一覧(東京都) https://shinro.happiness-kosodate.jp/area3/#tokyo

・就業技術科・職能開発科のある特別支援学校・高等部とは?
東京都には、「職業開発科」と「職能開発科」の設置された特別支援学校高等部があります。いずれも職業生活に必要な能力を育成する学科ですが、それぞれに次のような特徴があります。
就業技術科:主に軽度から中度の知的障害を持つ生徒を対象として、企業就労に向けた職業教育を行う学科です。生徒が就労に必要な知識や技能を習得し、職場での役割を正確に遂行できる能力を育成することを目的としています。職能開発科よりも実践的な内容が多いということが言えるかと思われます。
職能開発科:知的障害が軽度から中度の生徒を対象に、就労に必要な知識と技能を習得し、企業などへの就労を目指すことを目的としています。この学科は、基礎的な職業教育を実施し、生徒が職業生活に必要な職務を遂行する能力を開発・伸長することを重視しています。就業技術科よりも基礎的な内容が多いということが言えるかと思われます。
<就業技術科・職能開発科のある特別支援学校・高等部一覧>
東京都立【就業技術科】のある特別支援学校・高等部
学校名/東京都立永福学園 https://eifuku-sh.metro.ed.jp/site/zen/
所在地/ 〒168-0064 東京都杉並区永福1-7-28
特徴/就業技術科であり、ビルクリーニングコース・ロジスティクスコース・事務コース・食品コース・福祉コースのある学校。職業的キャリア、家庭的キャリア、市民的キャリア、余暇的キャリアの
視点から、生徒一人一人のキャリア発達を支援している。障害者雇用枠での就労をメインに、就職率は極めて高い。
学校名/東京都立水元小合学園 https://mizumotokoai-sh.metro.ed.jp/site/zen/
所在地/〒125-0032東京都葛飾区水元一丁目24番1号
特徴/就業技術科であり、オフィスサービスコース・ロジスティクスコース・ビルメンテナンスコース・フードサービスコースのある学校。・ビルクリーニング技能検定3級、フォークリフト 特別教育、情報処理技能検定など各種検定の資格取得も目指す。障害者雇用枠での就労をメインに、就職率は極めて高い。
学校名/東京都立水元小合学園 https://mizumotokoai-sh.metro.ed.jp/site/zen/
所在地/〒125-0032東京都葛飾区水元一丁目24番1号
特徴/就業技術科であり、オフィスサービスコース・ロジスティクスコース・ビルメンテナンスコース・フードサービスコースのある学校。・ビルクリーニング技能検定3級、フォークリフト 特別教育、情報処理技能検定など各種検定の資格取得も目指す。障害者雇用枠での就労をメインに、就職率は極めて高い。
学校名/東京都立青峰学園 https://seiho-sh.metro.ed.jp/site/zen/
所在地/ 〒198-0014 東京都青梅市大門三丁目12番地
特徴/就業技術科であり、食品コース・エコロジーサービスコース・ロジスティクスコース・福祉コースのある学校。英検、漢検、電卓検定、各種情報 処理検定、普通救命講習なども学校で受検が可能。障害者雇用枠での就労をメインに、就職率は極めて高い。
学校名/東京都立南大沢学園 https://minamioosawa-sh.metro.ed.jp/site/zen/
所在地/〒192-0364 東京都八王子市南大沢5-28
特徴/就業技術科であり、ビルクリーニング・ロジスティクス・エコロジーサービス・食品・福祉コースのある学校。「ライフスキル」の授業では、生活(ライフ)に関わる課題を解決 するための技術(スキル)を学び、将来の自立した生活に必要な内容を総合的に学習する。障害者雇用枠での就労をメインに、就職率はとても高い。
学校名/東京都立志村学園 https://shimuragakuen-sh.metro.ed.jp/site/zen/
所在地/ 〒174-0045 東京都板橋区西台1-41-10
特徴/就業技術科であり、ビルメンテナンスコース、流通・都市農園芸サービスコース、食品加工コース、介護・コミュニケーションコースのある学校。職業に関する教科では、コース選択に関わらず、全生徒が3年間「事務」・「情報処理」について学び続け、2つの専門性を身に付ける。障害者雇用枠での就労をメインに、就職率は高く、希望進路決定率は極めて高い。
東京都立【職能開発科】のある特別支援学校・高等部
学校名/足立特別支援学校 https://adachi-sh.metro.ed.jp/site/zen/
所在地/〒121-0061 東京都足立区花畑7丁目23番15号
特徴/<普通科>と<職能開発科>のある学校。<職能開発科>では、年間を通して企業での職場体験や現場実習があり、<情報>や<事務>の学習も行っていく。「物流」「食品」の他、「事務系」や「清掃系」の職種への障害者雇用枠での就労が多く、就職率はとても高い。
学校名/港特別支援学校 https://minato-sh.metro.ed.jp/site/zen/
所在地/ 〒108-0075 港区港南3-9-45
特徴/<普通科>と<職能開発科>のある学校。<職能開発科>では、多くの企業に囲まれた立地条件を生かし、就業体験や現場実習等、企業と連携し継続的な学習活動を行います。『自己選択・自己決定』を大
切に「安全・安心の学校づくり」。障害者雇用枠での就労を中心に、就職率は極めて高い。
学校名/江東特別支援学校 https://koto-sh.metro.ed.jp/site/zen/
所在地/〒135-0016 東京都江東区東陽4-11-45
特徴/<普通科>と<職能開発科>のある学校。<職能開発科>では、「物流に関するコース」と「食品に関するコース」を設置。専門教科で「事務」「情報処理」「清掃」を学習、実際の企業での実習の機会も充実。障害者雇用枠での就労を中心に、就職率は極めて高い。
学校名/東久留米特別支援学校 https://higashikurume-sh.metro.ed.jp/site/zen/
所在地/〒203-0041 東京都東久留米市野火止2丁目-1-11
特徴/<普通科>と<職能開発科>のある学校。<職能開発科>は令和6年度に設置された。2年時より「食品サービスコース」(カフェ事業部とCHK)、「流通加工サービスコース」(ロジスティクス事業部とCHK事業部)に分かれる。障害者雇用枠での就労を中心に、就職率は極めて高い。
学校名/青鳥特別支援学校 https://seicho-sh.metro.ed.jp/site/zen/
所在地/ 〒154-0002 東京都世田谷区下馬2-38-23
特徴/<普通科>と<職能開発科>のある学校。<職能開発科>は、「食品コース」や「物流コース」で専門的な知識・技能を学ぶ他、3年間をとおして清掃、事務、情報処理も学ぶ。学校周辺の商店街や大学など、地域での実地体験を十分に積んだ上で企業実習に臨み、企業への就労を目指す。
学校名/練馬特別支援学校 https://nerima-sh.metro.ed.jp/site/zen/
所在地/〒179-0075 東京都練馬区高松六丁目17番地1号
特徴/<普通科>と<職能開発科>のある学校。<職能開発科>は令和6年度に設置された。<職能開発科>では、「フードサービスコース」と「ロジスティクスコース」を設置。「働くための態度の育成」「キャリアパスポートを活用した指導」を柱として進んでいく。
学校名/八王子南特別支援学校 https://hachiojiminami-sh.metro.ed.jp/site/zen/
所在地/〒192-0375 東京都八王子市鑓水2-88-1
特徴/<普通科>と<職能開発科>のある学校。<職能開発科>は令和6年度に設置された。2年生になると、「食品コース」か「流通サービスコース」のいずれかに分かれ、より専門的な内容を学んでいく。職業の重要な3つの要素として、経済性だけでなく、社会貢献や個人の生きがいを満たすことも含め、全員の企業就労を目指している。
<東京都にある>通信制高校サポート校・高等専修学校
通信制高校サポート校一覧(東京都) https://shinro.happiness-kosodate.jp/area3/#tokyo
高等専修学校一覧(東京都) https://shinro.happiness-kosodate.jp/kotosensyu/#tokyo


